昔ながらの風情が残る街(鎌倉・川越・佐原・京都・金沢)[2]

京都府 京都府

神社・仏閣、美しい庭、昔ながらの街並みと文化があふれる1000年の歴史がある京都。長い歴史ある社寺は、世界文化遺産に「古都京都の文化財」として数多く登録されています。

京都は観光都市として世界的に名高い古都で、街の中心部は、平安京時代に実施された条坊制といわれる都市計画の名残の、碁盤の目のように張り巡られた街路が特徴です。

そんな京都を歩くと、100年以上も前に建てられた木造住宅が立ち並ぶ風情のある街並みに出会います。

京町屋は、一文字瓦、虫籠(むしこ)窓、格子戸など洗練された美しい外観と「ウナギの寝床」と表現される、間口が狭く奥行きの深い造りで、京都の街に古き良き風情を残し、どこか懐かしい風景を届けてくれます。

また、5月の「葵祭」を皮切りに、日本三大祭の一つとして知られる「祇園祭」は毎年7月の1ヶ月に渡って行われ、7月17日に最高の盛り上がりを迎えます。そして、10月22日の「時代祭」では京都の時代をさかのぼる行列で輝かしい過去を祝います。風情ある街並みと、年間を通して春には桜、秋には紅葉と、たくさんの風景が楽しめるのもまた京都の魅力と言えるでしょう。

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石川県金沢市 石川県金沢市

加賀百万石の城下町として知られる石川県のほぼ中央に位置する金沢。

北陸最大の都市で、加賀友禅や金沢箔、九谷焼などの伝統工芸や、能楽や加賀万歳などの伝統芸能も受け継がれており、歴史・文化・伝統が現代と調和した魅力のある街です。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「ひがし茶屋街」は、美しい出格子を特徴とする古い街並みが残り、昔のおもかげを残すお茶屋建ての古い家や料亭が軒を連ねています。日本で茶屋街として残っているのは京都と石川県の金沢だけです。

また、日本の三名園のひとつ「兼六園」は、10万平方mを超える園内には池や曲水、築山などが配され、四季を通じて様々な表情を持った風景を楽しむことができます。雪の重みによる枝折れを防ぐための雪吊りは、北陸に冬の訪れを告げる風物詩となっています。

金沢市内には思わず写真に撮りたくなるような「風情のある場所」がたくさんあります。住む人にも訪れる人にも、たくさんの魅力が詰まっています。

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