昔ながらの風情が残る街(鎌倉・川越・佐原・京都・金沢)

歴史的建造物や古い街並み、昔懐かしい風景が残る…そんな古くて新しい街を紹介します。
住むも良し、観光も良し、どのエリアも魅力ある景観が迎えてくれます!

神奈川県鎌倉市 神奈川県鎌倉市

古都の風情を残す鎌倉は、日本初の武家政権「鎌倉幕府」誕生の地として歴史を感じさせるスポットが多く、一方に相模湾、三方を山に囲まれた豊かな自然があり、首都圏でも有数のベッドタウンと位置付けられています。

鎌倉の中心にある鎌倉を代表するスポット、鶴岡八幡宮から材木座海岸まで伸びる参道がメインストリートの若宮大路。路地に入ると古民家を改装したカフェや教会や古い洋館などの発見も!
また、若宮大路と並列して八幡宮から鎌倉駅までを繋ぐ小町通りでは、お土産屋さんなどが軒を連ねます。

八幡宮周辺以外にも歴史的なスポットが数多く、年間約1,900 万人の観光客が鎌倉を訪れ賑わいます。由比ヶ浜海岸を中心に行われる「鎌倉花火大会」は、夏の一大イベントとして人気です。

ここ数年、よく耳にする「鎌倉野菜」という言葉。
鎌倉はマクロビオティックやオーガニックをキーワードとしたグルメスポットが充実していて、鎌倉駅すぐ近くには、新鮮な「鎌倉野菜」を気軽に手に入れることができる「鎌倉市農協連即売所」があり、小さなお子様のいる家庭には安心です。

色々な面を見せてくれる鎌倉は、観光に訪れたことをきっかけに住みたいと思う人も少なくないようです。

現在、鎌倉の歴史的建造物群には「武家の古都・鎌倉」として、日本の世界遺産暫定リストに登録されているものがあり、2013年の世界文化遺産登録をめざしています。

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埼玉県川越市 埼玉県川越市

東京から電車で約一時間、埼玉県の南西部にある川越市は埼玉県内ではさいたま市、川口市に次ぐ県内3位の人口で、昔の情緒溢れる街並みと今も多くの城跡・神社・寺院・旧跡・歴史的建造物が残り、年間600万人もの観光客が訪れます。

川越は「小江戸川越」と呼ばれ、駅から歩いて15分ほどの戦災を免れた蔵造りの街並みは、当時の雰囲気をそのまま味わうことができます。少し横道に入ると、やぐらのような「時の鐘」があり、「日本の音風景100選」にも選ばれている川越市のシンボル的な存在です。

また、昭和初期には70軒以上の店があったといわれている「菓子屋横丁」では昔懐かしい風景や駄菓子も楽しめます。ユニークなポーズと表情の「五百羅漢」のある喜多院、テレビドラマや映画の撮影にもよく使われる大正ロマンの風情が漂う商店街「川越大正浪漫夢通り」など、休日になると昔ながらの城下町の街並み観光に多くの人が訪れます。

古きよき街並みと駅周辺の整備された近代的な風景が不思議に調和する川越市。
観光客としても生活者としても満足感を感じることができる子育て世代にオススメできる人気の高いエリアです。

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千葉県香取市(旧佐原市) 千葉県香取市(旧佐原市)

まるで江戸時代に迷い込んだような「北総の小江戸」と言われる佐原(さわら)は、利根川の舟運(しゅううん)を通して商業が栄え、「江戸文化」が流入した町です。

千葉県の北東部に位置し、利根川を挟んで茨城県と接している佐原市は、山田町、栗源町、小見川町と合併し、平成18年3月27日より香取市になりました。

街中をゆったり流れる小野川沿いは、日本で初めて実測による全国地図を作った伊能忠敬の旧宅をはじめ、樋橋(とよはし※別名ジャージャー橋)など古い街並みが風情を感じさせてくれます。

小野川では、佐原囃子を舟上で演奏しながら航行する下座舟から眺める木造や蔵造りの町家のほか、土蔵・洋風建築などの伝統的建造物は、関東地方では初めての「重要伝統的建造物群保存地区」になりました。

町全体にこの街並みを保存していこうという取り組みもあり、今後もより魅力的な街づくりが期待されます。

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