高層ビルの立ち並ぶ夜景を見ながらワイングラスを傾ける・・・。
こんなドラマのような生活も意外なほど普通にできるようになりました。
近年、都心では再開発やタワーマンションの建設が進んだことや、このところの世界的な不況による地価下落などで、借りるにしても買うにしてもかつて程、手の届かないものではなくなってきたからです。
大規模な開発で緑も確保されるなど、様相も変わってきています。イメージ先行の都心生活の実体をご紹介します。
緑の多い環境というと、どうしても郊外というイメージをお持ちではないですか?
ですが、都心には江戸時代の趣を残すような庭園や大きな公園などが点在しています。
例えば、高級住宅地として有名な港区白金には、自然のままの姿を残す自然教育園が広がっています。
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繁華街のイメージの強い新宿にも、新宿中央公園や新宿御苑など高層ビルから眺めてもこんもりとした緑があるのです。
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オフィス街のイメージのエリアでも皇居をはじめ、大名屋敷跡の庭園などがオアシスのように広がっています。
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最近の大規模開発の地域は緑のエリアを設けてありますし、屋上緑化なども進んでいます。意外にも緑の多い環境と言っても良いと思います。
都心に住む一番のメリットは利便性でしょう。都心にオフィスがあれば、帰りが遅くなっても電車の時間をあまり気にしなくてもすみますし、タクシーに乗ったとしても数千円の範囲です。
もちろん、朝のラッシュも長い間混み合った電車に乗らないでもOK。自転車での通勤だって可能かもしれません。
買い物をするにも、近くに何でもそろっていますし、ちょっと外食を・・・と思っても各国の料理が食べられるほど充実しています。
そして、大きいのは自治体がお金持ちであるということです。
昨今は、自治体も会社で言うなら倒産寸前というところも多いですが、財政面でお金持ち度が高いのは、やはり東京がトップです。東京の中でも自治体によって差は出てきますが、やはり豊かな自治体は、サービス面でも整っていますから、生活に直結してきます。
日々の生活の便利さというのは、時間的な余裕につながります。これは忙しい現代人にとって何ものにも変えがたいことではないでしょうか。
ひと言で都心と言っても、下町風情の残る街から、高層ビルの立ち並ぶ近未来的な街まで表情はいろいろです。 どの街にも特徴がありますし、住み心地も違っています。
都心は高い!と決めつけずに、遊びに行ったついでにでも、「住んだらどうだろう?」という目で街を散策してみてください。
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