隅田川の川遊びは江戸時代、徳川家光の頃には既に盛んだったそうです。
その後衰退した時期もありましたが、両国橋がかけられて以降、多くの夕涼みの舟で賑わう中、花火舟がやってきて花火を上げていたようです。
と言ってもそれは私たちが手にして楽しむような程度のもので、打ち上げ花火のはじまりは、 享保の大飢饉と疫病の流行で亡くなった方たちの鎮魂と悪病退散を願っての水神祭の時と言われています。
両国の川開きと呼ばれ、年中行事となった花火はすぐに人気となり、浮世絵に残されているように橋の上は行きかう人で混雑。
今でいう合コンみたいなことも行われていたようですよ。
夏の間は大名などが出した舟から毎晩のように花火が打ち上げられたと言います。
今回のアンケートでも 「花火師の資格を取った友人数人を中心に仲間で資金を出し合いプライベート花火大会を開いていた」 というエピソードが寄せられたのですが、江戸の大名や商人たちも連日そうやって楽しんでいたようです。
今でも屋形船などは特等席。手配はなかなか大変ですが江戸のお大名気分が味わえそうです。
今年は震災の影響で中止となった花火大会も多いのですが、被災地である宮城では仙台七夕花火祭(2011年8月5日)が開催されます。
また復興支援イベントとして開催を決定した大会もありますし、隅田川花火大会も例年より約1カ月遅れの8月27日に開催が決定しています。
両国の川開きが慰霊祭の意味を持っていたことを考えると、 今年の花火は原点にかえって全国で多くの方が鎮魂の願いをこめて夜空を見上げるのではないでしょうか。
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こんな意見がありました!
江戸川の花火大会は、市川と松戸の花火も同時に見られてお得です。
指定席などがとりやすく交通も便利。観光客の出迎え体制が整っている。
江戸川花火大会は、先に場所を取ってもらった友人の携帯の充電が切れて、何万人もいる場所で探すはめになった。
携帯もつながりにくいので、十分注意しましょう。
あと、江ノ島の花火大会は海から打ちあがるので天気が良ければおもしろいです。