子育てに優しい街【関西版】[ 1ページ目 ]|賃貸・住宅情報はホームアドパーク

子育て世帯に優しい街を選ぶ
(子ども・子育て支援制度)

“幼児教育・保育の無償化”という言葉、皆さんご存知ですよね?
「幼稚園、保育所、認定こども園などを利用する3歳から5歳児クラスの子供たち、住民税非課税世帯の0歳から2歳児クラスまでの子供たちの利用料が無料」となる制度です。
夫婦共働き世帯でも、安心して子育てできる環境、子どもたちがより豊かに育つ環境を社会全体で支援することを目的としています。
幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の拡充や質の向上を推進しています。
この制度施行によって自治体も保育環境は、年々大幅に改善されています。
その一例「待機児童数」について、見てみましょう。

子育て世帯に優しい街を選ぶ

「隠れ待機児童とは(下図)」にあるように、待機児童調査では、待機児童対象とみなされない4つの状況があり、条件によっては「隠れ待機児童(保留児童)」と呼ばれる児童数が見えてきます。

隠れ待機児童とは

子育て世帯に優しい街の
大きなポイントは?

  1. 1. 保育施設が充実している。近くに“すぐ”子どもを預けられる保育施設があるか
  2. 2. 公園や緑地が多いか
  3. 3. 診てもらえる医療機関が近くにあるか

上記の 1. の保育施設の充実度を示す指標のひとつが「待機児童数の推移」です。
令和3年に厚生労働省が公表した「保育所等待機児童数及び保育所等利用率の推移」を見てみましょう。

待機児童数の推移
  • 大阪府

    大阪府では、待機児童数の公表資料には、「保育所等利用児童数・待機児童数等の推移」に、待機児童数と隠れ待機児童の「除外4類型」の内訳があります。
    令和3年4月の調査では、中核都市で待機児童「0人」を達成し保留児童も43人と最も少なかったのは寝屋川市となりました。
    以下、八尾市(保留児童222人)・板方市(保留児童260人)となります。
    政令・中核都市以外では、「豊能町」「能勢町」「岬町」「太子町」「河南町」「千早赤坂村」が待機児童数・保留児童数ともに「0人」を達成しています。

    出典:大阪府発表 保育所等利用児童数・待機児童数等の推移(R3-H29各4月)

  • 京都府

    京都府の「保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況について」に「保育所等の利用状況等」として、待機児童と隠れ待機児童」の内訳が掲載されています。
    京都府では、9年連続となる保育所等待機児童0人となっています。
    「東山区」の待機児童数“2人”保留児童数“5人”が最も少なく、1桁達成しているのは「洛西区」、続いて「醍醐区」がともに待機児童数、隠れ児童数が一桁でした。

    出典:保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況について(令和4年4月28日)

  • 兵庫県

    兵庫県の待機児童数は312人(対前年:△457人)となり、令和元年度以降、4年連続で減少となり減少傾向にあります。(令和4年4月1日時点の速報値)

    県全体の待機児童数は、継続的な保育所等の整備によって大きく減少していますが、都市部では、依然として待機児童が発生しており利用者需要を満たす状況までには至っていません。

    出典:保育所等の定員・申込者の状況等の公表に関する知事コメント(令和4年5月30日)

次のページでは、各自治体での取り組みを見てみよう

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