日本には古くから「家相」というものがありました。「家相」とは、家の位置・方角・構造などから、その家に住む人の吉凶を判断する方法で、最近は風水と一緒に語られることもあります。中には迷信のようなものもありますが、土地や家からの影響というのは、人が健康に暮らす上で納得できるものがたくさんあります。
お部屋探しをする時には、周辺の環境や日当たり、広さ・・・様々なことをチェックしますが、もうひとつ「運を上げる」という選択肢も取り入れてみるのはいかがでしょうか?今回は家相という視点で間取りを見ていきましょう。
金運に限らず、良い運をもたらしてくれるエネルギーは玄関からやってきます。家の顔でもあるのでお部屋選びの重要なポイントです。まずはある程度の広さがあり、靴などがきちんと収納できるようになっているかを確認しましょう。できればエネルギーが溜まり、やる気が出る方位、東、東南、南向きの玄関が良いですね。明るい玄関にはお金の気も集まってきます。
最近は玄関前に玄関ポーチやアルコープを設けたマンションもあり、こういったタイプはおすすめです。
どうしても北向きの玄関が多くなるマンションなど集合住宅の場合は、建物全体での玄関の位置も確認しましょう。
次に玄関を入って何が見えるか?も重要です。玄関のドアを開けて、そのまま向こう側に大きな窓があると、良い気が入ってきてもそのまま出て行ってしまいます。
同様にドアをあけて真正面にトイレがあるのも、良くありません。トイレは不浄の場所なので家相上では気にすべきポイントですが、場所としてはこのように玄関の真正面や、家の中心にあるのは良いとは言えず、金運も下げてしまいます。
また、トイレもある程度広さがあるほうが良いとされています。バスルームとは別になっているほうが良いでしょう。
恋愛と関係のある方位は東南です。
東南の方位に欠けがあったり、ふさがっている部屋だと恋愛運に影響がでます。
東南の方位は人との縁や信用につながる場所で、ここの場所が欠けていたりすると、なかなか出会いに恵まれなかったり、お付き合いをしても結婚には至らないといったことになりがちです。
欠けがあってもバルコニーになっていれば、観葉植物などを置いてカバーできるので大丈夫。ワンルームのお部屋でも、東や東南に窓があるかをチェックしましょう。
マンションなどの場合は東南の角部屋となると人気があって、なかなか見つけるのも難しいかもしれませんが、恋愛運アップを意識するのであれば、少なくとも部屋の中心から見て、東南の場所に何があるかを気にしてみてください。
できればトイレやバスルームのように陰の気のたまるものがあるのは避けたいですね。また大きなタンスなどを置くのもやめて低めの家具で明るい印象を心がけましょう。
対人運アップを考えるなら南と北西に注目します。人気運をあげるという意味では南。ここに少しでっぱりがあると運に勢いがつき注目度があがります。ただし張り過ぎていると自己顕示欲が強くなりかえって対人関係のトラブルになるので注意が必要です。
目上の人からの引き立て運となると北西の方位。ここはその家の主人の場所でもあるのでとても大切な所です。
家の中で一番広い部屋が北西で、欠けもないのであれば良い相と言えます。独り暮らしであっても北西方位はビジネスとも深く関わりがあるので、大切な場所と思ってよくチェックしましょう。窓があって明るく落ち着いた印象だと良いですね。
北西が欠けていると家運が衰退すると昔から言われています。お互いに仕事を持つご夫婦の場合、擦れ違いやケンカなども起こりやすくなります。
方位の意味は生まれた場所や時間によって人それぞれ意味も異なります。本来は自分にあった場所を整えていく必要がありますので、まずはあまり変わった形をしていない間取りがおすすめです。できるだけ長方形に近い形が良く、その上で、玄関や水回りのある場所をチェックします。マンションなどの場合は、トイレやバスルームの換気がちゃんとできるかもポイントです。
すべてがイメージ通りという部屋に出会うのは難しいとは思いますが、細かいところを気にしすぎるよりも、部屋全体が明るい印象の物件であることも大切です。やはり明るく清潔な所に良い気はやってくるのです。
気になる目的別にご紹介します。
今回は運気アップの基本をご紹介します。
香りを上手に使って、快適に過ごす方法とは?
男女4名の座談会!
コミュニケーションがとれる間取りが大切!
諸費用を抑えたい!
ずっと一緒!
空が広くて眺望が良い最上階!
学生の一人暮らしを応援!
駅から徒歩5分以内の賃貸!