チェックするポイント:物件見学のポイント - 住宅購入ABC|マンション、一戸建ての購入に関するお役立ち情報

住まいと暮らしの AtoZ 住宅購入ABC チェックするポイント:物件見学のポイント

室内共用部分のチェックポイント

通風

通風

風通しの悪い部屋は、生活環境を悪化させる原因になりかねません。室内の窓やドアを開けて、風通しは良いか?また、風はどの部屋からどこへ流れていくか?などを確認しておきましょう。

また、換気システムがついている物件についても、吸気口と換気口の位置をチェックして空気がどう流れていくかをチェックしておきましょう。

日当たり・採光

日当たりのよさを確認しておきましょう。また、周囲の建物の状況、西日の当たり具合、時間帯によって部屋に陽がさす方向がどう変化していくか?なども要チェックです。一部屋ひと部屋、窓を開けて確認しましょう。

広さ・高さ・間取り

図面で見て想像する広さや高さと、実際の空間では全く違います。家具のない部屋はたいていの場合広く見えることも考慮に入れて、一部屋ずつチェックしましょう。
家族で誰がどの部屋を使うか、どこにどんな家具を置き、どんな生活をするか、具体的に考えながら見ていきます。
収納や部屋の広さ、廊下の幅、階段の段差など、現在の住戸と比較しながら調べていくとイメージがしやすくなります。

また、使いたい家具が決まっている場合は紐などで家具のスペースを囲ってみると、どれくらいの空間が余るかイメージしやすくなります。また、マンションの場合は梁下の高さを確認しましょう。
手持ちの家具が入らない場合もあります。

生活動線

その家に暮らしたときに家族がどんな動きをするのか、イメージを膨らませます。外から帰ったらどこに荷物を置いてどこで着替えるのか? 料理を作ってどこで食べるのか?トイレや浴室は位置や広さは?洗濯機置き場・脱衣場の位置や広さは?など自分や家族のライフスタイルにあわせて考えてみましょう。

特にキッチンに関しては、使い勝手の良さで料理をするかしないかが決まってしまうほど。
調理台の高さや、手持ちの食器棚や冷蔵庫を置くスペースがあるかどうか、収納スペースは充分かなど、実際に使ってみるときのことを想定してチェックしましょう。

設備

エアコン、照明器具、水洗トイレまわりの設備、キッチンはガスか電気かなどの設備もチェックしておきましょう。

収納

収納

収納の広さ、衣類がかけられるかどうか、幅や奥行きなど、自分の生活にあった収納が確保されているかどうかを確認します。また、収納内に湿気がこもっていないかも確かめておくと良いでしょう。

建具・窓

建具・窓

建具・窓・収納家具や引き戸は、全て開けたり閉めたりしてチェックしましょう。
たて付けが悪くないか?建具のすべりが悪くないか?収納の扉がきちっと合うかどうか?スムーズに動くかどうか?をきちんと見ておきましょう。

窓に関してはプライベートや防犯などの観点からもチェックしましょう。また、中古物件の場合は建具周りのカビやサビなどもチェックしましょう。

電気関係

コンセントの位置、数、電気容量、ブレーカーの位置などをチェックします。

水回り

実際に水を出してみて、キレイな水が出るかどうかを確認しましょう。

電波が入るかどうか

携帯電話やTVの電波の入り具合などもチェックしましょう。

建材

最近問題となっているシックハウスを防ぐためにも、室内の施工は低ホルムアルデヒドの 材料が用いられている物件を選びたいものです。
壁紙や床材、畳、ドアや家具などの接着材にはどんな建材が用いられているかをチェックしましょう。

断熱材

断熱性や気密性の高い物件は 冷暖房費が少なくてすみます。どのような断熱材が用いられているかも確認します。

内装の仕上げ

内装の仕上げ

部屋そのものの内装の仕上げに問題があることは稀ですが、押し入れの隅に板がきっちり合っていないなど、見えないところに仕上げの粗さが出るものです。
屋根裏収納庫なども、ていねいに仕上げをチェックしましょう。見学には懐中電灯を持っていって、きちんと隅を見るクセをつけましょう。

生活音プライバシー

生活音プライバシー

戸建てでは周囲の住宅との位置関係を、マンションでは廊下に面した部屋とのプライバシーは保たれるか調べておきます。

窓を開けた状態・閉めた状態で、外の物音がどれぐらい聞こえるか、少し待って耳を済ましてみましょう。また、玄関の開け閉めなど、自分達が立てる音も確かめてみましょう。

マンションの場合は隣家からの騒音や上階からの音などをチェック。一戸建てでも、隣りの家でどたばた歩く音が響いてくるようなら、壁の薄い家だということになります。

安全性

バルコニーの手すりは子供が落ちないような高さか、玄関先や廊下、トイレ、各部屋との仕切りにつまずきやすい段差がないかを見ていきます。戸建ての場合は家の周囲を、マンションは外廊下から建物を出るまでチェックします。

防犯性

玄関や勝手口の鍵はピッキングに強いか、窓の鍵は簡単に開けられないようになっているか、ベランダ側は周りの住宅から見て死角になっていないかをチェック。セキュリティシステムがある場合は内容も確認しましょう。

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場の位置や広さを確認しておきます。また中古マンションの場合は、ゴミ捨て場の清掃状況などでマンション管理の質がわかりますので、よく確認しておきましょう。

駐車場・駐輪場

駐車場・駐輪場

駐車場や駐輪場の位置と環境をチェックします。車を使う人は駐車場からすぐに出して道路に出られるか、道路の状況なども確認しておくとよいでしょう。

周辺環境のチェックポイント

近隣住人

近隣住人

近隣にはどんな家族構成の人が多いか?どんな生活スタイルの人が多いか?などもチェックすることをオススメします。
回りの環境を知るには、実際に生活する時間帯に物件の周りを歩いてみたり、そこに住んでいる人に話しを聞くのが一番。
子育て世代なら、近所に同世代の子供がいるかどうかもチェックしたいところ。子供を通わせる学校の校風なども聞いておいてもよいでしょう。

買い物や公共施設

実際にスーパーやコンビニなどに足を運んでみて、品揃えや雰囲気を見ておくこともオススメです。
また、学校までの所要時間や道のりに危険はなさそうか?交番が近くにあるか?いざというときに診てもらえる病院があるか?銀行や役所までのアクセスはどうか?なども調べておきましょう。

交通の便

交通の便

広告の「徒歩××分」は、1分80mを基準にしていますが、駅やバス停までの道のりは実際に歩いて、所要時間や、乗り換えの便、混雑状況、運転本数などを確認します。
また、夜道を歩いてみることで、街灯の有無や街の雰囲気も実感しておきましょう。

周辺道路の状況

敷地が接している道路の交通量や幅員、車の入れやすさや見通しのよさ、街灯やミラーの有無をチェックします。
できれば晴れの日だけでなく雨の日など、天候の悪い日にも見学する余裕を持ちたいものです。車を運転する人は、実際に運転する道路の混雑具合などを確認しておきたいですね。
混雑具合は時間帯によって異なるので、時間を変えて何度か調べてみることをオススメします。

騒音や臭い

騒音やにおいなどの環境にも気を配ることが必要です。公園などがそばにある場合は、休日に予想以上の人が集まったりすることもあるので、平日と休日、両方での見極めが必要です。

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