働くパパとママに嬉しい街[2]|ホームアドパーク

通勤途中に子供を預けることができる「駅型保育園」は、共働き夫婦の大きな負担となる子供の送り迎えを楽にしてくれます。 企業が子育てをバックアップする姿勢が、住みやすい街づくりに大きく貢献していることが伺えます。
子育て支援がいかに社会に貢献するかにより、地域へ人を呼び込むための重要な事業であるかわかります。

「日本一の子育て県」を目指す埼玉県 「日本一の子育て県」を目指す埼玉県

埼玉県では、子育て中の県民の方が、県内のどこに住んでいても、「適切な子育て支援サービスが受けられ」、 「子育て支援サービスの充実を実感」できるように、全ての市町村において住民に適切な子育て支援サービスを提供できるよう、市町村が基本的に備えるべき3つの要件を定めました。
全ての要件を満たす市町村を「地域子育て応援タウン」と認定し、県内全域で「子育て力」のレベルアップを目指しているそうです。

3つの要件 3つの要件 1.子育てに関する総合支援窓口を設定していること。 2.地域子育て支援センターなど、地域における子育て支援拠点をおむね中学校に1か所程度設定していること 3.市町村子育て支援ネットワークを設置していること
1.総合支援窓口とは
総合支援窓口での業務は、大きく以下の4つに分けられます。
① 子育て支援サービスに関する情報の集約・提供
② 保護者が最も適切に子育て支援サービスを利用するための相談・助言
③ 適切な組み合わせによる子育て支援サービスの利用のあっせん・調整
④ 住民ニーズのフィードバック・事業への反映の機能
2.地域子育て支援拠点とは
地域子育て支援拠点は、子育て家庭の親とその子ども(概ね3歳未満の児童及び保護者)が、気軽に集まって仲間づくりをしたり、育児不安について相談をしたりする場です。
子育て中の孤立感、不安感を緩和し、安心して子育てができる環境を整備するために、子育て家庭の身近な地域である、中学校区単位ごとに整備されることが求められています。
3.市町村子育て支援ネットワークとは
市町村子育て支援ネットワークは、市町村内の子育て支援機関が、総合支援窓口に協力して情報提供をしたり、総合支援窓口の実施する事業に参画したりする、緊密なつながり、“相手の顔の見える”ネットワークです。 市町村の総合支援窓口の活動には、欠くことのできないものです。

平成24年3月22日には、埼玉県内の全市町村がこの要件を満たし、「地域子育て応援タウン」と認定されました。

乳幼児を持つ子育て世帯の外出をサポートする「赤ちゃんの駅」 乳幼児を持つ子育て世代の外出をサポートする「赤ちゃんの駅」

子供連れの外出にはさまざまな苦労があるため、なかなか外出の機会を持つことが難しいようです。

「子供連れでの外出に不便を感じる」と言うお母さんはとても多く、いかに外出するための労力が大きいかを理解しなければなりません。

「不便を感じるポイント」に上げられるのは以下のようなケースです。

・ベビーカーの移動にエスカレーターやエレベーターがない場合。
・オムツを替える場所がない。
・授乳する場所がない。
・子供を連れて入れるトイレがない。
・荷物が多い。

特に、乳幼児を連れての外出の場合に困るのが、授乳やオムツ交換を行う場所の確保です。

そんな子育て世帯が外出しやすい環境づくりをサポートするために各自治体が設置を進めているのが「赤ちゃんの駅」という設備です。 名称は自治体によって異なる場合もありますが、誰でも自由に利用できる設備となっています。

「赤ちゃんの駅」の多い埼玉県 「赤ちゃんの駅」が多い埼玉県

「赤ちゃんの駅」は全国的に設置が増えてきていますが、埼玉県の場合、 来訪者を特に限定しない、デパートやスーパーマーケット・ショッピングモール、病院などの公共施設や民間施設を中心に、 平成24年11月末現在で県内に5,600か所を超える「赤ちゃんの駅」が設置されています。

「赤ちゃんの駅」に登録されている施設は、以下の設備を有する施設で、希望する子育て家族が無料で利用が可能となっています。

・オムツ替えができるベビーベッド等の設備がある。
・カーテンなどで仕切られ、プライバシーの確保に配慮された授乳スペースがある。

その他に、ミルク用のお湯の提供を受けることができる施設もあります。

「赤ちゃんの駅」登録施設には、ステッカー、旗、のぼりなどで目印となるシンボルマーク(各自治体によって異なる場合があります)が表示されています。

また、利用できる設備内容も、各施設によって異なりますので、外出される前に確認しておくと良いでしょう。

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