国土交通省の発表によると、2013年の
新設住宅着工数は前年比11%増の98万25戸でした。
この伸び率は、前回の消費税増税前の駆け込み需要があった
1996年の11.8%以来、17年ぶりの数字となっています。
やはり今回も消費税増税に対する駆け込み需要があったということでしょう。
一方で今年4月以降の住宅市場を見てみると、大手ハウスメーカーの受注件数などは
軒並み前年比二ケタ減。この駆け込み需要の反動減は、4カ月後の現在8月も続いています。
消費税は2015年10月に再び増税され10%になる予定です。
住宅はその前に駆け込み購入した方がお得なのでしょうか?
実は世帯年収によっては増税後の方がお得になることがあるのです。
それはすまい給付金があるからです。
出典: すまい給付金の公式ホームページ
では、消費税8%のときと10%のときで、どちらがお得なのかシミュレーションしてみましょう。
それぞれ世帯年収の6倍の住宅を購入し、その半分を建物費用とする。
なお、土地に関しての消費税は非課税。
このように消費税が8%から10%に上がっても、住宅の購入価格と世帯年収によっては負担減となるケースがあります。 駆け込みで購入を決断するのではく、きちんと計算して増税前後のどちらで買うのがお得なのか確認しましょう。
とはいえ、住宅は生活スタイルそのものを左右する人生最大の買い物です。
損得だけで判断すると「やっぱり立地が気に入らない」「間取りが不便」といった後悔につながります。
消費税増税によって出費が増えるかどうかの確認も大事ですが、信頼できる不動産会社を見つけてじっくり検討し、 納得のできる物件を見つけることもおろそかにしたくないですね。
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