シングルの方が物件を購入される前に知っておくべき事が、買った時のメリットとデメリットについてです。
分譲マンションは賃貸物件と比較して、キッチン・バスルームが広く、収納も多いなど設備が充実しています。
24時間セキュリティのところも多く、遮音性や耐震性も優れている物件が多いのが特徴です。
気をつけなければいけないのは、すぐにモデルルームに行くのではなく、 はじめに無理のない資金計画を立て、それに合った物件情報を探してから購入を検討するようにしましょう。
また、賃貸物件として貸し出す場合、借入額が多いと黒字になるケースはまれです。
入居者入れ替わりの際の部屋のクリーニング代、エアコンなどの設備費は、貸主の負担となります。 空き部屋となっている場合は家賃収入もない上、固定資産税等の負担があることを念頭に入れておきましょう。
1人で物件を購入するわけですから、自分の収入からローンを返済し続ける事になります。
収入が減少して家計が苦しくなれば、家計を圧迫することにもなりかねません。
また、賃貸のように気に入らないからといって、気軽に引越をしたりすることもできません。
個人的な価値観は、人それぞれ違います。
購入時期や、欲しい条件は違って当然です。
自分の意思決定を迷わない為にも、シングルで住宅を購入するメリットとデメリットを、 どちらもしっかり把握して判断するようにしましょう。
住宅ローンの年間返済額は、年収400万円以上なら年収の20%程度、年収500万円以上なら年収の25%程度が理想とされてます。
現在、賃貸物件にお住まいの方は、今お住まいの賃貸物件に支払っている家賃が、年収の何%か計算してみてください。
もしも無理して月々の家賃を支払っているのであれば、無理なく確実に月々返済できる金額で計算しましょう。
また、マンション購入の場合は、ローン以外にも管理費・修繕積立金が月々かかることにも注意です。
これはあくまでも目安ですが、この返済額を基準として、自分はいくら借り入れが可能で、 何年で返済できるのかをイメージし、無理なく購入できる金額を確認してから物件を探しましょう。
今支払っている家賃と同じ位の返済額で、今より設備がグレードアップした物件や、 立地のいいエリアの物件を購入できる場合があるかもしれません。
ローンの返済額を少なくするには、頭金をなるべく多く支払っておくことが重要です。
頭金を多く支払う事により、借入額が少なくなり、支払う利息も少なくなります。
かといって、手元にあるお金を全て頭金にするのは危険です。
諸費用や当面の生活費を残しておく必要があるからです。
どうしても頭金が足りない場合は、住宅取得資金贈与の非課税特例などもありますから、ご両親に相談してみてはいかがでしょうか?
実際に親から援助をしてもらっている方も多いようです。
実際に購入したい物件を、両親に一緒に見てもらうと、 物件のイメージと金額がハッキリと伝わるので、その場で援助を申し込みやすいようです。
その分、親の意見も多少聞き入れた上で、物件を探すことになるでしょう。
また、贈与に抵抗感ある場合は、親と共有名義にして物件を購入したり、親から借金をするという形で物件を購入する手もあります。
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