大阪南部のターミナルエリアである天王寺・阿倍野地区では、高さ300メートルの日本一の超高層ビル「あべのハルカス」が2014年の完成を目指して建設されています。
これに先駆けて、6月13日には「あべのハルカス近鉄本店」が先行開業しました。オープンしたのは地下2階部分から地上14階部分の「タワー館」の部分です。
14年春の全面開業を目指して、現在も工事が進められている状態です。全面開業すれば売り場面積は10万平方メートルに及ぶ日本最大の百貨店となります。
売り場の4分の1がレストランに割り当てられていたり、来館者が集える広場を多く設けるなどの工夫がなされているとのこと。
大阪ではキタ、ミナミに次ぐ大阪の繁華街、阿倍野・天王寺地区に新たなランドマークが誕生することになり、これからもこの地域の開発事業から目が離せません。
JR大阪駅北側に誕生した「うめきた」。 開業3日目にしてすでに100万人を突破するなど、新しい街へ生まれ変わった大阪駅北側地域は今後も大注目の地域になっていくでしょう。
大阪と言えば食いだおれなど、日本の食文化でも有名な地域として知られてます。 これからはこのような商業資産を生かしての国際化が推進されていくことになるのかもしれません。
それらの一端として、コワーキングスペースや事務所スペース、会議スペース、展示、商業スペースなど、 さまざまなピースが集まってできた複合施設「ナレッジキャピタル」では、3000人収容の国際会議場が完備されるなど、 研究者、市民が官民の交流を図り技術革新を起こすことを狙った画期的な施設で、今後の活用が期待されます。
また、今後はうめきたに残る「第2期」区域の再開発が待っています。 平成26年度完成予定で、都心圏に緑地が少ないと言われる大阪の問題点をクリアする「緑の空間」を開発の軸に構想が検討されているところです。 今後のうめきた開発をさらに注目していきたいものですね。
阪急電鉄が三宮駅(神戸市中央区)を再開発する方針を固め、神戸市と協議を始めたようです。
三宮駅東側の「神戸阪急ビル東館」を高層の複合商業ビルに建て替える計画のようで、三宮のランドマークの再建を目指しています。
現在の東館(地下1階、地上3階)は、平成7年の阪神・淡路大震災で全壊した「神戸阪急ビル」の本格再建までの暫定利用とされており、スーパーや書店などが営業しています。 建て替え後は、商業施設やオフィスなどを入れることを検討していようです。
平成7年末に東館を暫定的に再建し、平成11年には地上22階建ての高層ビル再建案を発表しましたが、景気の後退などで宙に浮いた状態となっていました。
三宮周辺では、阪神電鉄が三宮駅の大規模な改良工事を終えたばかり。 JR西日本も三ノ宮駅南側の「三宮ターミナルビル」を高層の複合商業ビルに建て替える計画があるようで、今後の三宮周辺の開発は要注目です。
0.6ヘクタールの敷地に、商業テナントや行政施設、マンションなどが収まる一つの「街区」を造る計画で、 5月以降に本体着工が始まり、平成27年3月までの完成を目指しています。
権堂地区の再開発は、市が進める中心市街地活性化の目玉事業で、建物の延べ床面積は約1万3800平方メートル、 公共施設や商業テナントが入る北棟(4階建て)と、82戸の住宅が入る南棟(14階建て)を建設予定です。 北棟と南棟の間に、芝生のある親水広場も設ける予定とのことです。
日本郵便とJR九州は、福岡市博多区のJR博多駅に隣接する博多郵便局一帯の再開発について、計画概要を発表しました。
日本郵便は博多郵便局(敷地約5000平方メートル)を建て替えて、地上11階地下3階の商業ビルを建設する予定。 物販などのテナントを誘致して商業ビルとしてオープンさせます。
郵便局の南側では、両社にまたがる土地(同計約2800平方メートル)に、共同で地上13階地下3階のオフィスビルを建設する予定です。
地下1階から地上2階までを商業用とし、3階から上をオフィス用とする計画です。
両ビルとも2016年春の開業を目指しています。2階で博多駅ビル・JR博多シティに直結するデッキを作り、地下2、3階は駐車場になる計画が進んでいるようです。
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