知って得する!引っ越し費用の節約ポイント

知って得する!引っ越し費用の節約ポイント

知って得する!引っ越し費用の節約ポイント

新生活に向かっての第一歩は引っ越しから。
様々な手続きや荷造り、荷解きと面倒なことですが避けては通れません。だからこそ、引っ越し費用はできるだけ安く抑えたいですね。
最近はいくつかの業者から見積もりを取ることも当たり前。ちょっとしたコツを知っているだけで節約できます。
では、引っ越しの費用の節約ポイントを見ていきましょう。

引っ越し業者選びは早くから

  • 引っ越し業者選びは早くから
  • 進学や就職、転勤などが集中する3月から4月は引越し業者の1年で最も忙しい時です。
    この時期は料金設定も高く、希望の日に引越しできないことも。
    可能であれば避けたいところですが、それが難しければできるだけ早く契約することをオススメします。

早期割引がある引っ越し業者も多く(繁忙期の10日間程度が除外されるケースあり)、早ければ早い程値引き交渉も有利になります。
ギリギリになって無理に頼むと、少々高い見積もりでも納得するしかなくなるのでご注意ください。

ネット一括見積もりを活用

引っ越し費用は業者によって意外に差があります。
サービス内容の違いなど様々な理由が考えられますが、たまたま希望した日が空いていたので安くなったといったケースもあります。
複数の会社に電話やメールで見積もりを頼むのは手間がかかりますから、ここは一括見積もりができるサイトなどを利用するのが賢い方法。
フォームに必要事項を記入すれば参加している複数の業者に見積もりを頼むことができます。
それを見れば相場もわかりますし、サービスの違いを比較することも簡単です。
サイトを利用することで割引になる業者もありますので、細かくチェックしてみましょう。

参考 : 一括見積もりを活用してみましょう!
引越し達人   引越しなら引越し比較.com   引越し侍

引っ越し費用の”内訳”とは?

業者から出てくる費用の内訳は、
「基礎運賃」+「料金」+「実費」+「サービス料」です

基礎運賃
国交省が認定、または届け出られた約款に定められたものから計算される運賃

時間制:荷物を運ぶ距離が100Km以内の場合(4時間と8時間)
距離制:荷物を運ぶ距離が100Kmを超える場合
料金
車両留置料は、荷主の要請で車輌を留め置く場合に請求されます。
さらに、休日、深夜・早朝の運送の場合は、割増料金等が加算されます。
休日2割増、深夜・早朝3割増となります。
実費
作業員のコスト、梱包材などの資材代金、有料道路利用料などをさします。
サービス料
ピアノ輸送、冷暖房機の取付・取外し、アンテナの取付・取外しエアコン取り付け、家具の防虫、消毒など申込者の要望により行う業務は、附帯サービス料として請求されます。
 

参照:近畿運輸局 引越料金のしくみ

関東モデルプラン

  • 大物類の荷造り、荷解き及び搬出、搬入は業者が行う。
  • ダンボール箱10枚~20枚をセット。
  • 1名~3名の作業員が含まれる。(車の大きさにより人数が異なる。)
  • 作業時間は概ね8時間以内の作業であり荷物の量により応援の人数を決めないと一定の時間以内に終了しないことがあります。
  1. 単身(1階 1K~1DK)100km程度
    2トン車1台 
    運転手1名 作業補助1名 
    50,000~60,000円
  2. 家族(1階 2DK~3DK)100km程度
    4トン車1台 
    運転手1名 作業補助2~3名 
    100,000~120,000円
  • <料金の割安ケース>

    距離及び時間が少ない場合
    平日の場合
    コンテナ輸送が可能な引 越し
    長路線トラックによる積み合わせ便を利用
    少量の家財道具の場合
    各業者で定 めたサイズに収まる引越し
  • <料金の割増ケース>

    スペシャル(おまかせプラン)
    エレベーターの無い団地等の3階以上
    お客様都合での荷物の受取日の延期

    <オプション料金>

    家電移設 ピアノ輸送 自家用車輸送
    ルーム・ハウスクリ-ニング 荷物の一時預り 不要品処分

オプション料金~モデル例~

ピアノ運送    
 40,000~50,000円(運送距離100km程度)
乗用車運送    
 25,000~35,000円(運送距離100km程度)
冷暖房器具の取外し
 5,000~15,000円
冷暖房器具の取付け
 15,000~25,000円

ピアノ輸送、乗用車輸送の料金については、別途に運送した場合です。
引っ越し荷物と同時に運送(契約)した場合は料金が安くなる場合がありますので業者と相談しましょう。

参照:関東運輸局 引越しのモデル運賃・料金

自分でやれることはやる

各社の引越しプランには荷造りも荷解きもお任せというものもありますが、費用を抑えたいなら“できることは自分でやる!”です。
荷造りをはじめ搬入も手伝うことで安く設定されたプランもあります。

平日の午後はお得

  • 平日は土日祝に比べ割安になっているのが一般的です。
    時間も午後遅くなるほど割引率が高くなります。
    時間的な余裕さえあれば大きな節約ポイントになりますね。
    荷物を他の引越し荷物との混載便にすれば更に安くすることもできます。

  • 平日の午後はお得

また結婚式同様、仏滅が割引になるケースもあります。
大安も仏滅も気分の問題と思えるなら気にせず仏滅狙いです。

引っ越しの機会に断捨離

「断捨離」という考え方が注目されています。
不要なモノを断ち、捨てることで空間だけでなく生き方もスッキリさせようというものですが、普段はなかなか思い切れない方も多いのではないでしょうか?

引越しは“スッキリ”するにはベストなタイミング。
こんなのあった!レベルのものは思い切って処分。
荷物が多ければ引越し費用はかさむし、新居のスペースまで占領するし・・・と良いことなしです。
早めに準備にかかり、使えるものはリサイクルやオークションに出して引越し費用の足しにしましょう。
スッキリ片付いた部屋は開運の元とも言われますから、新居では運気も上がるかもしれません。

こんな裏ワザも

  • こんな裏ワザも
  • 家族や友人など手伝ってくれる人をかり出すという手もあります。近距離で、大きな家具がなければレンタカーを借りて自分たちで引越しするのも可能です。
    近距離ならば引越し先への入居日を交渉して、引越し前から自分で少しずつ運ぶという裏ワザもあります。

引越し業者にお願いする荷物が減れば、その分節約できますし、荷物が少なければ赤帽を使って費用を抑えることもできますね。
最大積載量が350kgと意外に荷物が入るので、候補に入れてみても良いと思います。
節約法はいろいろありますが、プランをしっかり立て早めに準備することが大切です。
引越しの予定がある方は早すぎることはありません。まず動き出しましょう!

地域によっても異なりますが、最近は、敷金・礼金各1~2ヶ月、仲介手数料1ヶ月、前払い家賃1ヶ月として、合計4~6ヶ月分が初期費用として一般的に必要となります。
引っ越し費用を含め、賢く節約する事で初期コストを抑えるのがお得です。

公開日
2023/3/13
調 査
アドパークコミュニケーションズ 不動産情報事業部
監 修
アドパークコミュニケーションズ 情報審査チーム