家族が増えて今の住まいが手狭になったと、住み替えを考える時に最初に頭に浮かぶことと言えば月々の家賃ですね。
毎月●万円も払っているのはもったいないと思いつつも、いざ「買う」となるとローンが…。とため息をつく人も多いはず。
でも、今の家賃と同じぐらいの支払いであれば、マイホーム購入も考えたい!ですよね。
今回はローン返済額が「月9万円台」で新築一戸建ての住宅を購入する場合をシミュレーションしてご紹介します。
奥様は専業主婦でお子さん2人、世帯収入は560万円という山田さんファミリー。
近頃は勤め先の同僚に家を買ったという人が多くなり、そろそろ自分もと考え始めました。
↓山田さんファミリーでシミュレーション
家が欲しい!と思っても先立つものが必要ですね。
住宅ローンを組むにはローン審査に通る必要があります。
では、審査にはどんな基準があるのでしょうか?
審査基準は各金融機関で独自に審査基準を設けているので一概には言えませんが、一番重要なポイントは『返済能力』の有無になります。 解りやすく言えば『ちゃんと払っていける能力があるか?』を審査します。
年収が高くても毎年の収入が不安定な人は審査に通らなかったり、勤続年数が3年未満の場合は審査に通らないケースもあります。
ただし、金融機関によっては勤続年数が1年以上あればOKの場合もありますので、3年未満でもあきらめる必要はありません。
『返済能力』を判断する基準のひとつに『返済比率』というものがあります。 これは年収に占める住宅ローンの割合を示したものですが、この『返済比率』が低いほど支払い能力が高いと判断されます。
例えば、毎月9.6万円の住宅ローンを借りた場合ですと、山田さん(仮名)の場合は・・・
一般的には返済比率が25%未満がひとつの基準となっていて、山田さんの場合は25%を下回っているのでローンの審査はクリアしそうです。 ただし、これもケースバイケースで中には返済比率35%までOKという金融機関もありますので不動産会社や金融機関に相談してみましょう。
次に疑問に思うところは『いくらまで住宅ローンが組めるか?』という部分になりますが、これは金利によって大きく変わります。 下にあるローン返済額早見表で試算すると、①金利が1.5%で35年返済の場合、月々の支払いが9.6万円の場合は、3,136万円となり、②金利が3.0%になると、2,431万円となります。 金利によって借り入れ可能額が大きく変わりますね。
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