新店舗・改装ラッシュの百貨店激戦エリア「キタ」VS「ミナミ」|住宅情報はホームアドパーク

4つの百貨店が徒歩3分のエリアにひしめく!キタ 4つの百貨店が徒歩3分のエリアにひしめく!キタ

JR大阪駅北側の新駅ビル「ノースゲートビル」に、2011年5月JR大阪三越伊勢丹がオープン。

注目度も高く、開店の日は入場制限が行われるほど長蛇の列ができました。 梅田エリアには大丸梅田店、阪急うめだ本店、阪神百貨店梅田本店と3つの百貨店が隣接しています。

南側に位置する大丸は4月に売り場面積を今までの1.6倍に増床。 東急ハンズやポケモンの公式ショップを入れるなど、広い層の囲い込みを狙っている様子です。

阪急うめだ本店は大規模な建て替えプロジェクトで、1期棟が先行オープン。 2期棟は2012年度中に完成予定で、全面開業時には梅田地区最大級の百貨店となるなど、各店の競争も激しくなっています。
特に阪急うめだ本店は、東では伊勢丹新宿店、西では阪急うめだ本店というように、各ブランドが限定発売や先行発売するなど、 ファッションやビューティジャンルで他をリードする存在だけに今後が気になるところです。

新規参入となる三越伊勢丹は、売り場の多くを独自の編集で展開するなど差別化を図っているので、熱い戦いになりそうです。

消費者にとっては各店の競争はメリットが多く、徒歩3分のエリアにこれだけの規模の百貨店が並んでいるのはとても便利です。 駅のコンコースからそのまま各店を廻ってお買い物することもでき、ウィンドウショッピングだけでも楽しそう。 とにかく梅田に行けばほとんどの用は足りてしまいますね。

大阪文化の中心!ミナミは日本最大の繁華街 大阪文化の中心!ミナミは日本最大の繁華街

一方、いつもキタと比較されるのがミナミ。
有名ブランドショップや老舗の店が並ぶ心斎橋をはじめ、カジュアルでユニークな店がひしめくアメリカ村、食い倒れの街、笑いの街と、まさに大阪文化の中心地です。

道頓堀は、阪神タイガース優勝ダイブや、かに道楽、グリコなどの看板であまりにも有名ですが、これぞ大阪といったエネルギッシュな街。 大阪ミナミ随一の繁華街でもあります。

難波には、笑いの殿堂「なんばグランド花月」があり、大阪のシンボルといえる「通天閣」がそびえ立つ新世界は、昭和の雰囲気をそのまま残しています。 いろんな顔を持つミナミは、大阪のテーマパークのようですね。

そんなミナミとキタは、地下鉄でいうと梅田から難波までのたった4駅という近さ。 今回の大阪改装ラッシュも、2010年3月に高島屋大阪店と、ショッピングセンターのなんばパークスが相次いでリニューアルオープンするなど、実はミナミから始まっています。

キタが進化を続ける中、全く別の顔をもつミナミは、これからも大阪の大きな魅力であることに変わりはないでしょう。

多くの路線が乗り入れる梅田