申込みとは、不動産会社に「この部屋を借りたい!」という意思表示をすることです。
気に入った物件が見つかったら、できるだけ早く借りる意思を伝え、「入居申込書」を提出しましょう。
不動産会社が用意している「入居申込書」は、家主がOKを出すかどうかを決める重要な書類で、住所・氏名・年齢・職業・年収・保証人の氏名などを記入するのが一般的です。 入居審査用の資料ともなりますので、できるだけ丁寧に記入しましょう。
入居申込み時の確認ポイント
申込金は借りるという意思表示のために契約前に払うお金で、契約時に契約金の一部に充てられるのが一般的です。
申込みの際、申込金として1万円から家賃1ヶ月分程度を要求されるケースがあります。
申込金を払う場合は、契約を断った場合に返金されなかった…ということがないようキャンセルした場合には戻ってくるかを必ず確認し、「預り証」をもらいます。
キャンセル時に戻ってくる約束がある場合、できればその書面をもらっておくと確実です。
申込み時点で保証人が決まっていない場合は、不動産会社にその旨を伝え、見込みとなる人を記入しましょう。
保証人代行システムを利用できる物件や、保証人なしで契約できる物件もあります。
保証人が見つからない場合は、不動産会社相談してみましょう。
家賃や敷金・礼金の値下げ、家賃発生日をいつにするかなど、契約にあたってのお願い事は、申込み前にするのが基本です。
1月から3月は交渉しにくいですが、長期間空いている部屋や駅から遠い部屋、5月以降のお部屋探しでは交渉しやすくなる場合もあるので、試す価値はあります。
「入居審査」とは、大家さんや審査機関が入居希望者が提出した「入居申込書」を見て、その希望者を入居させるか判断することです。
入居審査にかかる時間は早ければ2日~3日、遅くても10日前後には結果が出ます。
「入居申込書」記入漏れ等があると審査を開始することが出来ない場合が多いので、事前によく確認することが大切です。
この期間にできれば契約に必要な書類やお金の手配を始めておきましょう。役所に行かなくては用意できない書類もあるので、事前に確認しておきましょう。
審査後の連絡時の確認ポイント
「入居審査」が終わると審査結果の連絡が来ます。
問題がなかった場合、契約日や入居可能日、契約金の詳細、契約時に必要な書類、契約書の送付期日、保証人の立ち会いの有無などの連絡も一緒にきますので、必ずメモを取りましょう!
契約時に保証人が立ち会う場合は、保証人へ早めに連絡をしましょう。
どうしても都合が悪い場合は、相談してみると変更してくれる場合もあります。
現在も賃貸住まいなら、不動産会社に退去する旨を伝えましょう。退去予告が遅れると、引越し後も前の部屋の家賃を払うことになるので、注意しましょう。 1ヶ月前を期限としているものが多いですが、必ず契約書で確認し、書面で送付して、不動産会社に届いたことも確認しましょう。
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