新年度が始まり、そろそろ一息つくころではないでしょうか。
この季節は新社会人や新入生でなくても気分を一新したい人が多いでしょう。
気分を変える方法といえばお部屋の模様替え。
この機会に新生活で疲れた身体も心も癒してくれる空間をつくってみませんか?
癒し空間をつくる方法は、たくさんあります。その中でも今回は比較的手軽な3つの方法をご紹介します。
どんなにセンスの良いお部屋でも、自分の好みでなければくつろげません。 そのため最初にどんなコンセプトにしたいかを決めましょう。インテリアは統一感が大事。 はじめに決めたコンセプトに沿って家具や小物を選べば、ちぐはぐな印象になることを防げます。
最近主流となっているコンセプトには以下のようなものがあります。
基本的にはモノトーンの色調で統一。そこにガラスやスチール素材を入れてクールな印象を演出します。 テーブルやイスの脚などの家具のラインが直線的で細めなところも特徴です。
華美な装飾が少ないところがシンプルモダンと共通していますが、 こちらは曲線も目立つなどより柔らかいイメージ。家具に木や布など 自然素材を使用し、北欧デザインのカーテンやクッションなどを組み 合わせてコーディネートします。
文字通りアメリカやヨーロッパの田舎風スタイル。パインなどの 木目を強調した素朴な雰囲気が特徴です。古びた色合いの タイルやパステルカラーの小物なども用います。
ヒヤシンスで編んだソファやフレームが竹のイスなど、 自然素材を活かした涼しげな雰囲気が特徴のインテリアです。 東南アジアのリゾートホテルをイメージすれば分かりやすいでしょう。
畳の床や襖などがある典型的な和室が代表例ですが、 最近は洋室に和のテイストを入れるスタイルも人気です。 木、竹、紙などの自然素材でできた素朴なデザインの家具や行燈をモチーフにした照明などで和を演出します。 フローリングの床には、一部に置き畳を設置する方法もあります。
おしゃれなバーなどの落ち着く空間には、必ずといっていいほど間接照明があります。なぜでしょうか。
それは間接照明に次のような効果があるからです。
癒し効果
人は天井に設置した照明器具の青白い光を浴びると、脳が覚醒し眠気を妨げられます。 一方で直接目に入らず壁や天井に反射させ、温かみのある色調の間接照明の光は、副交感神経に作用して癒しを与えてくれます。
陰影効果
基本的に間接照明の光は弱いので広範囲には届きません。 その結果、部分的に照らされた家具や観葉植物の陰影が際立つことになります。 すると人は明るいところを見ようとするので、無意識に視線が行ったり来たりすることが減り、くつろいだ気分になれるのです。
広がり効果
陰影効果は、お部屋にある様々なものに対して立体感を与えます。 たとえば観葉植物の後ろに間接照明を置けばより奥行を感じ、下に置けばより高さを感じます。 この立体感がお部屋を実際よりも広く見せ、非日常を演出するのです。
「お部屋に観葉植物があると、なんとなく落ち着く」。そう感じる人は多いでしょう。この「なんとなく」にも理由があるのです。
フィトンチッド効果
樹木からは「フィトンチッド」という揮発性物質が出ています。 この成分が自律神経に作用して癒し効果があります。 森林浴が気持ちいい理由は、この成分のおかげだといわれています。
天然の空気清浄機
植物にはホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解する作用があることが分かっています。 また、ホームセンターなどでも手軽に手に入るサンセベリアには、マイナスイオンを発生するのでリラックス効果があるといわれています。 つまり観葉植物は天然の空気清浄機なのです。
眼精疲労を和らげる
ほとんどの観葉植物の葉は緑色です。緑色は目に優しい色。 見ることで眼精疲労を和らげることができます。 たとえ机に置けるような小さなものでも効果を期待できます。
これら癒しの部屋づくりは、建物自体に手をつける訳ではないので、賃貸住宅に住んでいても実行可能です。
また、間接照明や観葉植物に関しては、比較的リーズナブルな価格で揃えることができます。
まずはできることから始めてみてはいかがでしょうか。
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