更新の慣習は地域によって異なりますが、一般的に賃貸物件の契約期間は「2年間」です。 首都圏や東海では、2年間住んだ後に続けて住みたい場合、契約の更新と更新料の支払いが必要になります。
契約期間が終わりに近づくと不動産会社や大家さんから「このまま住み続けますか?解約しますか?」の問い合わせがあります。 更新料の相場は家賃の1~2ヶ月分です。
「もっと広い部屋に住みたい!」、「駅から近いところに住みたい!」と更新を迷っているなら、更新料を支払わずに思い切って引越しましょう。 更新のタイミングで引越すのが良い選択です。この引越しをきっかけに憧れの生活が手に入るかもしれません。
まずは契約書で、契約期間と、退去予告の期限を確認しましょう。
仮に契約が12月 31日までで、退去予告が2ヶ月前なら、不動産会社などに電話連絡の上、退去通知ハガキなどの書面を10月31日までに届くように発送する必要があります。
期限までに退去通知をしないまま、引越しが1月になってしまうと、今住んでいる物件と、新しい物件の家賃の二重払い・・・なんてことになりますので、注意が必要です。
年明けから賃貸物件の動きは活発になります。
特に3月は進学や就職・転職など人が動く時期なので、物件情報も多く出回り、不動産会社の契約数はダントツ。
空室物件が一番多いのも1~4月です。
新築物件もこの時期に完成するように建てられることが多く、新築物件に住みたい方は12月~3月が狙い目です。
この時期は物件情報がとにかく豊富!物件が多ければ、理想の物件に出会うチャンスも多くなります! もし更新を迷っているならば、物件情報の多いこの時期の部屋探しがおすすめです。 憧れの新築物件や人気のエリアの物件など、希望の物件が見つかるかもしれません。
ただ、1~3月は部屋を探している人も多く、どんどん決まっていく時期なので、良い部屋が見つかったら思い切って決める決断力が大切です。
また、引越し費用も一番高く、日程も希望日を予約するのは難しくなっています。
可能であれば、3月に物件を決めて4月に引越しをすると、引越し費用が安くなります。
近年、賃貸契約の初期費用は減少傾向にあります。 家賃の2ヶ月分ずつが一般的だった敷金・礼金は、どちらも1ヶ月分以下の物件が多くなり、全体として安くなっています。
特に、「礼金2ヶ月分」が大幅に減り、「礼金1ヶ月分以下」の物件が東京で5割以上を占めています。 引越しシーズンや新築物件など、条件によっては2ヶ月の物件もありますが、礼金1ヶ月分の物件が多い傾向です。
更新料と初期費用、合計する費用が変わらないのであれば、迷わず引越ししましょう!
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