緑豊かで落ち着いた雰囲気が魅力の文教地区
JR国立駅南口の大学通りを10分程歩いたところに、一橋大学が街の顔として構えている。駅から南にまっすぐに伸びる大学通りは、幅44メートル、片側2車線で自転車専用レーンもあるメインストリートで、両端が桜とイチョウが植わった並木道になっており、「新東京百景」にも選ばれている。
国立駅を起点に、南に大学通り、西南に富士見通り、東南に旭通りがそれぞれまっすぐ放射状に伸びており、路線バスが頻繁に通る。昔ながらの喫茶店や古本屋、雑貨などの個性的なお店も多く、また、街のあちこちにはギャラリーがあるなど、気軽に文化や芸術に触れることもできる。
一橋大学
1875年(明治8年)に森有礼と福澤諭吉が開いた商法講習所を源流とする、日本で最も古い社会科学の総合大学。国立西キャンパス内の兼松講堂はロマネスク様式の建物で、国の登録有形文化財である。11月初めに開催される一橋祭は、くにたち秋の市民まつり、天下市と同時開催され、毎年約10万人もの人が国立市を訪れる。
大学通り
「新東京百景」に選ばれた国立市のシンボル。幅員が全体で40m以上あり、片側2車線に車道・歩道・自転車道・緑地帯が配置され、ゆったりしている。春は桜並木、夏は沿道で朝顔市が催され、秋はイチョウ並木、冬はイルミネーションと、四季の彩りが楽しめる。市民の憩いの場でもあり、散歩やジョギング、カフェ・雑貨店巡りなどを楽しむ姿も多く見られる。
東京都国立市
- 面積
- 8.15(Km²)
- 人口
- 75,373(人)
2016年8月1日
新宿駅からJR中央本線で約30分の位置。同線の国分寺駅と立川駅の中間にあり、そこから「国立」の地名が生まれた。
一橋大学や国立音楽大学、東京女子体育大学、桐朋学園などがあり、東京で初めて「文教地区」の指定を受けるなど、街全体が落ち着いた雰囲気である。
国立市南部には湧水や府中用水が流れ、田園風景が残る。谷保産米やくにたち野菜を育てる田畑が広がる谷保地域には、市民が利用できる市民農園もある。
国立駅周辺まちづくり
国立市は東西に約2km、南北に約4kmとコンパクトな地形で、その中心となる国立駅は学園都市の名の通り、一橋大学を中心に周辺に住宅地が広がる。駅から南に伸びる大学通り沿いの桜といちょうの並木をはじめ、大学の緑地も含めて、駅前から緑豊かな街である。道路幅も広く、車道・自転車道・歩道が整備され、整然としている。買い物は、大学通り沿いの紀ノ国屋や南口から程近い西友などの大型店舗に加えて、商店街の小売店も存在。露天で産直野菜の販売も見かけられる。大学のある街なので、若者向けのお店も多く、大学通り沿いは活気に溢れる。国立市は1998年に「都市景観形成条例」を制定、大学通りは「都市景観形成重点地区」と指定され、平成18年度都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」を受賞した。
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