1300年の歴史を誇る日本最古の街
東大寺など数多くの世界遺産を保有し約1300年の歴史を誇る平城京・奈良の玄関口として、日本国内のみならず外国からも多くの観光客が訪れる。駅北側は古くからの住宅地であり、近年は奈良きたまち散策スポット(まちかど博物館)として脚光を浴びつつある。一方、駅の南側は娯楽施設、商業施設や各金融機関が集まっており、それらに足を運ぶ地元住民も多くとても賑やかな雰囲気。また、大阪の難波駅までは快速急行で36分と近く、大阪圏有数のベットタウンとしての一面もある。
奈良公園
奈良の大仏と鹿で有名な公園内には、多くの国宝指定・世界遺産登録物件が点在し、年間を通じて日本国内のみならず外国からも多くの観光客が訪れる。総面積は周辺の興福寺、東大寺、春日大社、奈良国立博物館、なども含めると約660haに及ぶ。
ならまち
江戸時代の末頃から明治時代にかけての町屋や社寺などが昔のなごりを残すレトロな小路。古い家を再生させたカフェや雑貨屋・ギャラリーなどが点在し、奈良の新たな観光スポットとして、各方面から注目を集めている。
奈良県[奈良市]
- 面積
- 276.94(Km²)
- 人口
- 361,132(人)
H28年8月1日
駅北側は「奈良きたまち」と呼ばれており、江戸~昭和期の町並みが残る古い市街地。「法蓮格子」と呼ばれる様式を用いた町家や、洋風建築の重要文化財などがあり落ち着いた雰囲気を持つ。駅を南側に少し歩くと「奈良町都市景観形成地区」に指定されている「ならまち」と呼ばれるエリア。ここにもまた江戸時代の末頃~明治時代にかけての町屋や社寺などが点在し、日本最古の町として何世代にもわたる住民の生活習慣や文化的伝統が土地柄に染み込み、路地に息づく庶民的な暮らしが垣間見える。奈良の大仏や鹿で有名な奈良公園もあり文化的で住み良い街だと言える。
[奈良町都市景観形成地区]
駅の北側には奈良県庁・奈良県警本部・奈良商工会議所・奈良県文化会館、その他諸々の施設がある。一方、南側には娯楽施設、商業施設、各金融機関と日々の生活に必要な施設が集まっている。また、駅名を社名を冠さずに単に「奈良駅」と呼ぶこともあるが、JRの奈良駅とは直線距離で約900m離れているため注意を要する。JRの奈良駅と区別するために近奈(きんな)、近奈良(きんなら)と略されることがある。一方、JRの奈良駅は「J奈良(じぇーなら)」と略される。
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