今人気のコンセプト型のシェアハウスとは?|賃貸情報はホームアドパーク

賃貸の新しい形としてシェアハウスの人気が高まっていますが、その中でも更に一歩進んだ「コンセプト型」と言われる物件が注目を集めています。例えば、アウトドアが好きな人が集まるシェアハウスや、シングルマザーの子育て支援などをコンセプトとした物件など多岐にわたっています。
経済的な面が一番のメリットと考えられがちでしたが、人とのつながりを求めてシェアハウスで暮らす人が増えています。

国際交流型シェアハウス 国際交流型シェアハウス

海外ではルームシェアが一般的であることや、経済的なメリットの大きさから海外留学生がシェアハウスに住むケースは多く、自然に国際交流の場となっていました。最近では、積極的に留学生を受け入れてサポート体制をとっているシェアハウスが出てきました。

バイリンガルのスタッフが常駐し、生活のサポートをしたり、住人が集うイベントも頻繁に行われるので交流も盛んです。もちろん日本人も住めるので海外に留学しているように語学はもちろん、様々な国の文化に触れることができます。

『DK HOUSE 東京・練馬』の場合は家庭菜園が敷地内にあり、住人の方たちが野菜作りを通じてコミュニケーションをはかっています。こういった国際交流型のシェアハウスはコンセプトとしてもわかりやすく、人脈を広げる上でも若い方たちにおすすめです。

趣味共有型シェアハウス 趣味共有型シェアハウス

「同じ趣味をもった人たちが集まって暮らす」そんなコンセプトの物件もあります。白金高輪にある『TENTMENT』はアウトドア好きのためのシェアハウス。
海でも山でも川でも、とにかくアウトドアが好きな人が集まり、共有スペースには趣味に関連する書籍やDVD、みんなでシェアする自転車、さらにはアウトドアブランドからの試供品などが準備されています。

他にも女子に人気が広がっているDIYが趣味という人たちが集まるシェアハウスもあります。工具を色々自分で揃えるのは大変だし、置いておくスペースの確保も必要です。

ペンキなどニオイの気になるものはマンションでは作業ができませんが、このシェアハウスでは壁紙を自分の好みに変更しても、床にフローリングを貼ってもOKで、共有スペースには工房が設けられています。

趣味共有型シェアハウスなら、気を遣う必要もなく、大きなものは共同作業という手もあります。
ペット共生マンションなどもそうですが、プライベートな時間を存分に満喫するためには、こういった趣味共有型のシェアハウスは素敵な暮らし方だと思います。

生活支援型シェアハウス 生活支援型シェアハウス

大家族で生活することが減り、日々の生活でなかなか周囲の助けを借りられない現代。特にシングルマザーにとっては、子育てと仕事をこなすのは大変です。

『ペアレンティングホーム高津』はそんなシングルマザーの子育てと仕事を支援するというコンセプトのシェアハウスです。

同じ境遇の方たちが集まることで、悩みを分かち合ったり、相談相手になるという関係が精神的な助けになるだけでなく、チャイルドケアの専門スタッフが週2回訪れて子供の相手をしてくれるのでママたちに少しだけ自分の時間ができるといったサポートがあります。

建物自体も子供の安全に配慮したものになっているのも、コンセプト型のシェアハウスならでは。

高齢者の独り暮らしも、やはり助けの必要な暮らしですし、今後、こうした生活支援型のシェアハウスはもっと必要とされるのではないかと思いますね。

起業家育成型シェアハウス 起業家育成型シェアハウス

『コネクト池上』は少し変わったところで起業家を輩出するためのシェアハウス。プロとして独り立ちするために専門家のセミナーやビジネスプランコンテストが開かれ、コンテストで勝てば起業に必要な資金が提供されるそうです。

ここでは“食”に関してのプロを育てているのですが、この考え方はどんな企業でも活用できそうですね。

専門学校や企業がタイアップして、次世代の人材を育てていくというのは企業にとっても、そこで磨かれる人にとっても良い環境かもしれません。


ここにあげたように明確なコンセプトではなくても、テーマのようなものがあって、物件の魅力になっているシェアハウスもあります。そこに集まる人はおのずと、その魅力に惹かれるわけですから似た人たちが集まることになって、コミュニティとしての連帯感も強まるでしょう。

独りで自由気ままな暮らしから、人とのつながりを大切にする暮らしに目が向きつつある今だからこそ、魅力的なシェアハウスが増えているのかもしれませんね。

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