賃貸物件の住まい選びも時代の変化と住む人のライフスタイルに合わせて多様化しています。
賃貸だってもっと楽しく自分らしく生活したい!そんなニーズに応えてくれる賃貸物件が増えています。
自由に壁紙を変えたり、壁に棚をつけたり、壁面収納を作れるなど、
自分仕様に改装することができる賃貸物件が情報番組やテレビCMなどで紹介されています。
中には、退去時に元に戻さなくても良い物件も!
今回はそんな「賃貸物件のカスタマイズ」に注目しました。
既製品を自分の好みに合わせて、オリジナルにすることができます。
「改装できない」「画びょうを打つことすら気を遣う」など賃貸住宅の不自由さを解決してくれ、
自分らしい空間を造れるのがカスタマイズ(内装などを変更)できる賃貸物件。
賃貸物件でありながら、入居者が自由にカスタマイズして暮らす動きが加速してきています。
しかも、最近は原状回復を求めない賃貸物件も増えてきています。
無料で入居者が洋服を着替えるように、色とりどりの壁紙を選んで自分好みのお部屋にできる賃貸カスタマイズ。
選べる色や張り替えられる箇所が決まっている場合もあるので、事前の確認をするようにしましょう。
また、「今の住まいは自由に出来ない」という場合でも、 自分でしわになりにくく簡単に張れる壁紙や、張っても跡を残さずはがせる糊などもあります。
床だって、お部屋のイメージが大きく変わる部分だからこだわりたい!
畳のお部屋をフローリングに変更したり、お気に入りのタイルに張り替えたりと自由に変更できる賃貸物件もあります。
また、クロスや床材などを実際に施工した写真を確認できるサービスもありますので カスタマイズの参考にしてみてはいかがでしょうか。
普通は、購入しなくては好きなようにリノベーションできませんが、古い物件の部屋を改修のタイミングに合わせて入居募集をかけ、 入居予定者の要望を取り入れつつリノベーションを行うといったオーダーメイド感覚の賃貸物件もあります。
これからカスタマイズ可能な賃貸物件の引越しを考えている人は入居する前に、カスタマイズ出来る範囲を確認しましょう。
事前に確認することで、後々のトラブルを避けることができ、安心してカスタマイズできます。
賃貸物件は、あくまで大家さんから「借りている」部屋になります。
退去の際には借りたときの状態に戻さなければならない「原状回復義務」があります。
許可なく勝手にカスタマイズすると、戻すために予想外の負担が発生したり、 大家さんとのトラブルに発展したりする場合もあるので気をつけましょう。
お部屋のカスタマイズが出来る賃貸物件でも、 奇抜過ぎる色などは避けるなど後から住む人のことも考えてカスタマイズすることを心掛けると良いでしょう。
また、オプションで用意されている壁紙、床材の中からのみ選べるカスタマイズもありますので、 どこまで変更可能かよく確認しておきましょう。
「賃貸カスタマイズ」は、入居者のニーズだけなく、大家さんにとっては長期入居や入居率の向上に繋がるなどのプラスもあります。
これまで、中古物件を購入してリフォームやリノベーションを検討している人はもちろん、 今の住まいがイマイチ物足りないと感じている人は、賃貸カスタマイズ物件も注目してみて下さい。
退去時に原状回復が必要となりますので、 自分で戻せないようなカスタマイズを考えている場合は必ず貸主の許可をもらうのを忘れないようにしましょう。
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