1人暮らしの家賃目安と言われる「月給の1/3」。
住居費は、生活費の中で最も大きな割合を占めるので、これを抑えると生活もぐっと楽になります。
また、引越しには家賃6ヶ月分のお金が必要と一般的にいわれており、家賃が安いと家賃を基準に設定される敷金・礼金・仲介手数料などの金額も抑えることができるので、引越しに必要な初期費用を抑えることが出来ます。
家賃相場は、エリアを変えたり、駅からの距離や希望条件の設定を少し緩めるだけで大きく変わります。少しでも安く借りたい方は是非チェックしてみてください。
一般に利便性は都心からの距離で測られることから、同じ路線内なら都心に近い駅ほど高く、都心から遠くなるにつれて安くなる傾向があります。
そして、急行・特急などの停車駅の前後の各駅停車駅は家賃相場が安い傾向があり、区間が短ければ隣の急行駅も徒歩圏内という立地の物件を見つけることが出来る場合もあります。
接続路線のない各駅停車の駅、第1希望の隣の駅、デパートではなく昔ながらの商店街のある駅などに注目してみませんか?
首都圏では通学、通勤に鉄道を利用することが多いため、駅に近い立地の方が「利便性が高い=家賃が高い」のが基本です。そのため駅から徒歩10分以上やバス利用など、駅から遠い物件は安くなる傾向があります。
また、物件のある立地の隣り合う路線や隣駅との間が離れている方が安くなります。少しでも安い物件を探したい場合は、10分歩いたら隣の駅に出てしまう立地よりも、どちらの駅にも10分かかる立地の方を選ぶとより安めの物件に出会えるかもしれません。
とはいえ、始バス、終バスの時間は必ずチェックするようにしましょう。終バス後の帰宅にタクシーを使うことになるようでは、家賃が安くてもお得にはならないこともあるので注意が必要です。
エリアで見ていくと、首都圏の家賃相場は山手線の西側が高く、東側が安い、西高東低の傾向にあります。つまり、都心から西へ向かう路線が高く、東へ向かう路線がお手頃というわけです。
同じ広さの部屋で比べた場合、山手線の西側にある新宿、渋谷、恵比寿、目黒をターミナルとする各沿線エリアの家賃は高めの傾向にあり、反対に山手線の北から東側にかけて探すと安めの物件を見つけやすくなります。
立地の次に家賃が安くなる大きな要素は築年数。建物が古くなれば家賃は下がる傾向があります。
最近ではリフォームやリノベーションされた物件も多く出てきており「築年数が古い=汚い」とは限りません。
再開発などが行われていない歴史のある街では、周辺に古い物件が残っている可能性が高く、家賃が安めの物件を見つけやすいと言えるでしょう。
同じエリア・同じ広さ・同じ間取り・同じ築年数の物件を比較した場合、マンションとアパートのどちらが安いでしょうか?
一般的には木造や軽量鉄骨造の準耐火・低層物件を「アパート」、「マンション」は、鉄筋コンクリート造(RC)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)、プレキャストコンクリート造(PC)、重量鉄骨造・ALC造などの構造の物件を指すことが多いです。
鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造の物件に比べて、木造や軽量鉄骨の物件は遮音性で劣るものが多いのが現状です。つまり、構造がしっかりしたものになれば建築コストが高く、セキュリティーなど設備が充実しているほど家賃も高くなります。
このように、構造や設備などからアパートのほうが家賃や管理費が安くてお得な場合が多いでしょう。
家相という視点で見る間取り
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今回は運気アップの基本をご紹介します。
使いやすい間取りとは?