マンション購入を考えた時、低層マンションにするか高層マンションにするかはその後の生活スタイルにも影響する大きなポイントですね。
高層マンションはその眺望や充実した設備などが魅力で、低層マンションは静かさや緑が近くに見える落ち着いた環境が多いことが魅力でしょう。
自分が生活するなら・・・・どんなシーンをイメージしますか?
高層マンションに期待するものの一番は眺望でしょう。 階下に広がる景色と遠くまで晴れ渡る空、そして夜景、ドラマのワンシーンのようです。 最近は20階以上のタワーマンションも多くなり、分譲マンションでは高層階になる程金額が高く設定され、 低層階よりも早く売れていく傾向があることから眺望の良さが物件選びの要素となっている事がうかがえます。
低層マンションは庭の植樹が見える、“土”を感じられるなど自然を身近に感じることができます。
窓を開け放って自然の風を入れられることも低層ならではの良さかもしれません。
タワーマンションの場合は、風の影響を受けやすく条件によって窓の開閉ができない部屋もあります。
高層マンション、特に超高層のタワーマンションとなれば、耐震基準が厳しく付帯設備も充実しています。 最近では共用エリアにゲスト用のスペースやラウンジ、スポーツクラブなどが併設されている物件も多くなりました。 さらに保育施設をはじめ、生活を便利にしてくれる様々な工夫がされた物件も増えています。
低層マンションの場合は戸数の少ない小規模な物件がほとんどで、共用部分の設備などを最低限におさえている場合も多いです。 その代わりに静かな環境が保たれ、住んでいる人の顔がおおむねわかる安心感があります。 マンションでありながら戸建て感覚の良さを感じられるでしょう。
高層マンションは駅に近い便利な場所に多く、商業施設がすぐ近所にある場合が多いですが、 低層マンションは駅からは少し離れた住宅街などに多くなります。 共働きなどで通勤や買い物の利便性を重視する場合、高層マンションは魅力です。 高齢の方やお子さんのいらっしゃる家庭であれば、低層マンションの落ち着いた環境が魅力ではないでしょうか。
高層マンションの場合、エレベーターは必ずチェックしましょう。
毎日のことですから使い勝手が良いかどうか確認しておく必要があります。
超高層マンションの場合、高層階用と低層階用のエレベーターが用意されているか、混雑時の配慮がされているかなどを確認します。
安全性や災害時のことも気になりますね。
以前のように閉じ込められる様なことは減っても、止まってしまえば外とのアクセスの方法は階段になります。
特に高齢の方がいらっしゃる場合などは、事前に検討すべきポイントです。
また、眺望に魅かれて高層階を選ぶなら、どの位置から何が見えるかをチェックしておきましょう。
リビングに座った状態では空しか見えずがっかり・・ということがないよう、
ソファやダイニングチェアなどに座った状態で見たい景色が見えるかをよく確認することがポイントです。
低層マンションの場合、防犯面をチェックしましょう。
マンションであれば戸建より安心できるかもしれませんが、低層マンションの場合はそうとも言えません。
オートロックでも外から侵入できる可能性がありますので、施錠は必須です。
外からの視線も低層階では立地によって気になります。
また、小規模である為に管理体制も24時間有人管理は少なく、夜間は機器による管理が一般的です。
管理体制や緊急時の対応などは事前にチェックしておきたいポイントですね。
それぞれの長所と短所を簡単に見てきましたが、自分たちのライフスタイルとここに住んだらどんな生活になるのか?というイメージのすり合わせが大切です。
大型高層マンションの低層階に住むという選択もあります。
実際にどちらのタイプの物件もいろいろ見学してみてイメージを具体的にしていくのが良いですね。
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