住宅購入…購入代金だけじゃない?!|賃貸や不動産・住宅情報はホームアドパーク

家を買おう・・・・と考えた時、最初に購入資金について考えますよね。
住みたい家はいくらくらい?ローンはどのくらい借りられる?頭金は?など考えることがたくさんあります。 実は、こういったお金以外にも、住宅購入には様々な種類のお金の話が出てきます。 初めての経験で、え?こんな事にかかるの?と驚かないように、住宅購入にかかる諸費用について知っておきましょう。

自己資金は頭金だけには使えない 自己資金は頭金だけには使えない

物件の金額以外にかかる諸費用は、新築か中古かマンションか一戸建てかで違います。

多くの方は住宅ローンを購入資金に充てると思います。 住宅金融支援機構のフラット35などを利用すれば、購入価格または建設費の100%までの借り入れが可能。 借入可能額についての審査はありますが、頭金がなくても購入できます。 返済を考えてできるだけ借入金は少なく・・・と自己資金を準備している方も多いでしょう。
ここで知っておかなければいけないのは、自己資金として準備したお金すべてが頭金に使える訳ではないということです。

物件の金額以外にかかる諸費用は、新築か中古か、マンションか一戸建てかで違います。
消費税程度か・・・と思われるかもしれませんが、実際には数百万円レベル。 しかも現金で用意する必要があります。 頭金のつもりだった数百万円が諸費用という名目で消えてしまうので、資金計画が狂ってしまうことにもなりかねません。

一般的な物件における購入費用のおおよその目安

一般的な物件における購入諸費用のおおよその目安

新築マンション
売買価格の3~5%
新築一戸建て
売買価格の4~5%
中古住宅
売買価格の6~10%

諸費用ってどんなもの? 諸費用ってどんなもの?

では、諸費用にはどんなものがあるかをまとめてみましょう。

税金関係 不動産所得税 不動産を取得した際にかかる地方税です。
購入後に徴収されます。
固定資産税
都市計画税
土地、建物の所有者にかかる市町村税です。
購入の際は残金決済時に売主と日割り計算で精算(清算)します。
融資関係
※諸費用の多くの部分を占める住宅ローンに関する費用です。ローンを使わない場合は発生しません。
保証料 保証会社などに払う費用です。住宅ローンによっては保証料のかからない場合もあります。
融資手数料 融資をする金融機関へ支払う手数料です。
団体信用生命
保険特約料
融資を受けた人が万が一死亡した際に残った債務を弁済する保険です。
ローンによっては返済金利に含まれています。
契約関係 収入印紙代 契約書に貼る収入印紙代です。
売買や請負の契約、住宅ローン契約などの契約書に必要になります。
登記関係 登録免許税 土地の所有権移転登記、建物の保存登記などにかかる税です。
登記手数料 登記手続きをする司法書士へ支払う手数料です。
保険関係 火災・地震
保険料
建物や家財にかける保険料です。
融資を受ける場合は保険加入が条件になっている事が多いです。
その他 事務手数料 ローンや物件の引き渡しに関する事務手続きにかかる費用です。
売主や販売会社に対して支払います。
修繕積立基金 新築マンションを購入した場合は将来の修繕に備えるための修繕積立金が必要です。購入時には積立金の基になるものとして、ある程度まとまった額を支払います。

しっかり試算、そして抑えられる所は抑えて しっかり試算、そして抑えられる所は抑えて

自治体によっては、住宅ローンの利子の一部助成や補助金制度を設けているところも

上にあげた費用の他にも、一戸建てに新たに水道を引いた場合には水道加入金が必要になります。 また、物件が仲介であれば仲介手数料も必要です。 こうやって積み上がっていくとあっという間に大きな額になってしまいますね。

平成23年度も住宅取得関連の減税や住宅ローン減税が継続され、長期優良住宅の減税額アップ、住宅エコポイントなどもあります。
自治体によっては、住宅ローンの利子の一部助成や補助金制度を設けているところがありますから、しっかり調べて賢く利用しましょう。

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